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沼袋の美容室ネオフィリア 子供のヘアカラーOK?NG? 

2016.08.03

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沼袋の美容室ネオフィリアのスタイリスト小林です。

今回は、実際のサロンワークでも、お問い合わせのある子供の

ヘアカラーについて少し書いてみたいと思います。

「子供 ヘアカラー」とネットで検索すると多くのサイトがヒットすることからも、

皆さんの関心の高さがうかがえる話題ですね。

ですが、いろいろ見てみても多くが簡単に書いてあるモノばかりで

私自身「うーん、まあそう言われれば良くないよな~?」 位の内容でした。

ここでは、美容師として是非、皆さまに知ってもらいたい事をお伝えしようと思います!!

 

◎子供のカラーはオシャレとして必要?

ご自分のお子様を可愛くしてあげたい。

何かイベントの時にいつもと少し変えてあげたいと思うご両親も多いと思います。

また、子供にカラーなんて親のエゴでしかないし、ましてや髪にも頭皮にも悪い!!

という意見も沢山見受けられます。ここから先は、美容のプロの立場からお話ししていきますので

是非、肯定派の方も否定派の方も最後まで読んでいただきたいと思います。

 子供に自宅でのセルフカラーは絶対にしない!!これだけは守ってください。

 

子供の髪と頭皮って?

先ずは子供の髪と頭皮について簡単に

毛髪➡ 10歳くらいまではキューティクルもメラニン色素も少なく、未熟な状態で

大人の髪に比べて防御力が弱く痛みやすい。

実際のサロンワークを通しても子供の毛髪は柔らかく薬剤に対する防御力は弱いと感じます。

頭皮➡ 大人よりも皮脂の分泌が少なく防御力が弱い。薬剤の刺激も大人よりも大きいです。

 

◎「可愛いから🎵」だけで大丈夫? 子供がカラーリングをする危険性を知って欲しい。

 

カラーリングは大きく分けると主に2種類に分けられます。

 酸性カラー(ヘアマニキュア)‥髪に比較的やさしい 髪を明るくできない 

 アルカリカラー(酸化染毛剤)‥髪色も明るくできるがダメージもでる、

 かぶれなどを引き起こすアレルギー物質を含む

 ※その他 ブリーチ剤‥アルカリカラー(酸化染毛剤)から染料を除いたもので

 メラニン色素を脱色し髪を明るくするジアミンなどのアレルギー物質を含まない。

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今回、お話ししているカラー剤はアルカリカラーの事を指しています。

子供の髪と頭皮は大人に比べて、薬剤に対する防御力が非常に弱いです。

カラーによって髪は傷みやすく絡まりやすくなったりします。

頭皮は大人より弱く、火傷の可能性もあります。

そして一番の危険はアレルギーを引き起こすことです。

 

 

◎アルカリカラーに含まれるアレルギー物質「パラフェニレンジアミン」

通称「ジアミン」と呼ばれている物質でアレルギー反応をおこすと

頭皮の痒み、かゆみ・はれ・赤み・ブツブツなどの症状を引き起こします。

まれに「アナフィラキシー」という重篤なアレルギー反応(全身じんま疹、呼吸困難など)

等が突然起こることがあり危険です。

 

◎直ぐには発症しないアレルギーの怖さ?!

アレルギーの起こる仕組みとは

原因物質に接触するたびに体内に「IgE抗体」が蓄積され、それが、

ある水準に達して始めてアレルギー発症の準備がととのった状態になります。

つまり小さい時から触れ続ける事によって発症するリスクは高くなると言うことです。

 一度カラーリングでアレルギー反応が出ればもう2度とカラーは出来ません!!

 

◎「アレルギーマーチ」という連鎖

一つのアレルギーが別のアレルギー症状を引き起こすこともあります。

 アレルギー性鼻炎➡アトピー性皮膚炎➡気管支喘息 

 

連鎖の順序は様々だといわれています。

このことからも、元々他のアレルギーを持っていれば、

ジアミンに対するアレルギー反応も起こりやすい可能性があると言うことです。

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◎これから先の未来を考えてほしい。 本当にカラーをしたくなったその時の為に

小さい頃からカラーを繰り返しているとその分だけ、アレルギー発症のリスクを高めてしまう事になります。

もし子供たちが自分の意志でオシャレを楽しみたくなった時、白髪が多くなってカラーリングが必要になった時に

出来ない状態になってしまうかもしれないという事を知ってほしいです。

 

◎ヘアカラーは高校生くらいからがベスト

人によっても個人差がありますが、身体的に大人に近づいた高校生位からが良いようです。

 

◎どうしてもカラーリングがしたい時はご相談下さい。

普段もお問い合わせを頂くこの「子供のカラー」ですが。

私自身はカウンセリング時に上記のお話をさせて頂いています。

そして全体染のカラーリングなどはお断りさせて頂いています。

地肌に薬剤がつく危険もなく、いろいろなことを考慮すると

部分的、又はメッシュで入れていく方法で提案しています。

もし安全にカラーを楽しみたいと思う方はご相談頂ければと思います。

 沼袋の美容室ネオフィリア  小林  

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